ありがとうと感謝の気持を平和の絵本から。

tubuyaki様 -魔法のメガネ:「平和の絵本」から、ありがとう

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「平和の絵本」への応援、ありがとうございます。直接、御礼を言えないことも多いのですが、この場を借りて感謝の言葉を述べさせて下さい。またこのブログでは応援してくださる皆様の声も御紹介したいと存じます。

tubuyaki様 -魔法のメガネ


tubuyaki様から、「魔法のメガネ」他にご感想・ご意見を頂きました。
tubuyaki様、ありがとうございました。

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違和感を持ったのでコメントさせていただきます。

まず言いたいのは、いじめや戦争の原因は善悪観念以外にも
あるということです。戦争は利益(軍需産業の利益、資源を奪える
という利益等)のために起こり、正義を振りかざすのはあくまで民衆を
協力的にするための建前であったりします。そして民衆に善悪観念が
なければ、それはそれで戦争に反対する者はいないでありましょう。
なんせ軍人が戦争に行くのであって自分たちが行くわけではないのです。
それに自分の利益と関わらない他人の行為に対しての関心とは
善悪の観念があるからこそ生まれるものであるのです。
またいじめの原因も、善悪観念によるというよりはむしろ善悪観念の欠如に
よるものが多いのではないでしょうか?ある子供達は『何となく』や
『楽しいから』を理由として人を殴ったりするものです。善悪を
取り去ったところでこの類のいじめはなくなりません。一方で善悪観念が
浸透していればこの種のいじめは起こりません。魔法のメガネをかけていない
人間のなんと厄介なことでしょうか。
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善悪観念の体系には様々なものがありますが、
盗みがいけないだとか、正当な理由なく人を殺してはいけないだとか、
これらは基本的に、大きな社会を形作る上で社会構成員全般に
共有されなければいけない性質の内容がまとまったものであり、
これを守らない人間というのは、必然的に、その社会を崩壊させる因子となります。

善悪観念を捨て去れば、善悪観念の違いによる闘争はなくなりますが、
同時に、善悪観念がないことによる隣人との闘争が始まってしまいます。
この新たに生まれた闘争を抑え込むのはやはり力でしかありえません。
しかし善悪観念なき今、力ある者は何の理由をもってそんなことを
するというのでしょうか。その理由は実利以外にあり得ません。

富を手にするもっとも基本的な方法(他者なくして成立)とは生産すること
ですが、善悪なき世界で、力ある者が利益を最も効率よく
手にできる手段とは、盗みです。富の保持者からそれを奪えば良いのです。
そして力のある者ほど多くの人間から富を奪うことができます。
この手段に訴える者の割合が多ければ多いほど、富の生産者の割合は
減ります。それは最も力のある者が手にすることのできる富の減少を
意味します。
つまり、最も力のある者にとっては、他人が富の盗みあいをするのは
不都合であり、ここに力をもってして他人の行為を制限することの実利が
生まれるのです。またこれは力なき生産者にとっても、隣人との闘争が
回避できるという実利があり、ここに被支配者が税を納める代わりに
支配者が秩序を与えるという構造が出来上がるのです。無為の殺人の禁止も
実利を理由に行われます。
こういった状態が長い時間を経て変異するなかで形作られていくのが
善悪観念なのです。(絵本『パブロフの犬』の内容が自然発生してしまう!)
結局善悪観念は取り払えないのです。

さて善悪観念による弊害を無くすにはどうすれば良いのでしょうか?
原理主義者の唱えるような柔軟性のない善悪観念全てを駆逐(または
一つを除いた善悪観念全てを駆逐)するか、
もしくは善悪観念の異なる者たちとの交流を絶つしかありません。
前者はアメリカの戦後処理の難航を見ればその困難性は明らかです。
後者についてもアルカイダの戦う理由がアメリカ文化の浸透であることを
考えればやはりその困難性は明らかです。文化的衝突が起きると知りつつも
人は経済的な取引による利益というものに抗いがたいのです。

和の意識を広げることはできても、全員に浸透させることはできず、
少数の人間がテロを繰り返すのが関の山でしょう。
これは根本的な解決ができない問題なのだと思います。
この問題は宗教が関わるために余計に厄介となります。
イスラム原理主義者のような、神の言葉は絶対だと考える人たちを
どうして説得できるでしょう。衝突に繋がるほどの善悪観念の違いを
埋めることなどそもそも出来はしないのです。
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  1. 2009/10/08(木) 21:59:18|
  2. 感想文:絵本「魔法のメガネ」|
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